今!よみがえる吉野川伝承  2014年

◆大淀町◆吉野川<川開き>まつり◆

奈良県吉野郡大淀町下淵370番地
鈴ヶ森公園・行者堂

suzukakenomori1@yahoo.co.jp

吉野川◆川開き◆まつり◆大祭が盛大に♪

2014年06月01日 19:53

 好天の祝福に恵まれた本日、吉野川川開きまつりのクライマックス大祭が開催されました。

  本日は、待望の60年ぶりの秘仏のご公開が!行者堂の奥に密かに鎮座し続けてきた室町時代~鎌倉時代から伝わると推測される厨子が御開帳されました。

 荘厳な「鮎供養」に、和歌山や大阪、兵庫、三重等の遠方からも総勢26名もの行者さんが集って下さり、盛大に鮎供養大護摩が開催。勇壮な法螺貝と涼やかな祈りの錫杖の音の響きの中、舞い上がる炎と巻き上がる檜の煙に包まれた大護摩は、さながら異次元の世界を創りだす時空の芸術のごとく、吉野のフロントタウン・大淀町で世界遺産「紀伊山地の参詣道と霊場」を満喫する圧巻となりました。

 前夜祭に続いて、吉野への思いを込めて歌う綿鍋さんの軽やかな歌声に、すずかけの森の鶯や小鳥たちのさえずりもハーモニー♪奥吉野の山々を歌う歌詞そのままに自然に溶け込んだアウトドア・ライブが実現♪

 豪華ゲストを交えた竹春座の皆様の藝能に、会場が一体となって手拍子手拍子で盛り上がり♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦新喜劇や漫才の元祖・楽しいコントに大爆笑も。期待の勧進帳の生公演に感動の拍手の渦が!

 フィナーレの「ごくまき」では、皆さん、捕獲?された大きな袋いっぱいのお餅に、最後まで笑顔があふれるお祭りとなりました。

 吉野川<川開き>まつり実行委員長・小澤久則氏が、その日の早朝吉野川漁業協同組合よりご提供頂き、当日のメインイベント・「鮎供養」で放生された鮎達は、今、吉野川の清流で、活き活きとその生命をきらめかせていることでしょう。

ご参加・ご協力・ご来場を賜った数多くの皆様方おひとりおひとりのお力によって、そして、本日は、毎年この鮎供養にご来場と協力を下さって来られた奈良県議会国中議員を始めとして、大淀町議会山本議員、北議員、最後までご一緒下さった大淀町議会長谷川議員のご来場のエールも頂き、来年に向けての発展への夢をそれぞれの胸に残して、2014年吉野川<川開き>まつりin大淀が完了いたしました。

 このような盛況なお祭りを創って下さいましたご参加・ご協力・ご来場を賜りました皆様方おひとりおひとりのご尽力に、実行委員会一同、心より感謝申し上げます。

 ありがとうございました!